ご自宅でのお耳ケアについて
※お耳の病気について投稿予定でしたが、お耳のケア方法を先にお伝えしたいと思い、前後します。
ご自宅でお耳をケアする場合の注意点
- 頻度に注意
- ケア用品に注意
- ケア方法に注意
- お掃除をする場所に注意
頻度について
獣医師の先生の指導が特別にない限り、基本的に一か月に一度のサロンでのケアで十分です。
月に一度サロンに出されない場合は、基本的には4週に一度程度の頻度でケアしてあげるといいかなと思います。
お耳の状態の確認は週に一度で十分です👌
もしその中で異常な汚れや赤み、かゆみを発見した場合はすぐに病院で診察してもらいましょう😊
ケア用品について
飼い主様の中には、奥の方まできれいにした方が良いと思われる方もいらっしゃると思います。
しかし、きれいにしてあげるのは基本的に目で確認できる範囲です。
よく綿棒で掃除しているというお話を耳にしますが、あまりおすすめはしていません😢
理由は
- 耳の奥の皮膚が傷つき、出血、細菌感染の可能性がある
- 耳垢を取っているつもりが、奥へ奥へ押し込み、やがて鼓膜が破けてしまうことがある(実際に何件か遭遇した経験があります)
からです。
イヤーローションは、色々なものが出ていますが、ワンちゃんが嫌がらず、飼い主様も使いやすいものを選ぶのがいいかなと思います。
ケア方法とお掃除する場所について
まずは使用するものは綿棒ではなく、コットンを使いましょう。
コットンと指の腹を使って耳介の部分から、穴の入り口付近まで、指でふける範囲をお手入れしましょう。
前回の投稿でもお話ししていますが、耳の皮膚は鼓膜側から外側へ向けて移動する特殊な皮膚でできています。
ですので、外に出てきた汚れをそっとふき取ってあげましょう。
力の強さは25グラム程度。
秤に指を置いて、ぜひこの力加減を試してみてください。
お掃除も大切ですが、特に子犬ちゃんや、お耳掃除に苦手意識がある子は、まずはお耳を触られることに慣れてもらえるよう、日常的に触りまくる(優しく♡)、お耳を触るとおやつが出てくる!なんて条件付けもおすすめです😉
気長にゆっくりゆっくり進めてくださいね。
嫌がればやめてくれる
と学習してしまうと苦労するので
- 嫌がる前にやめること
- 最初はチョンと触る→おやつ
- コットン見せる→おやつ
といった具合で進めてみてくださいね😉🎶
今回はご自宅で行っていただきたいお耳のケアについてお話しました💖
いかがでしたでしょうか。
思ったより力は入れなくていいんだな!
耳ってそんな能力を持っていたんだな!
など、いろんな気づきがあったのであれば、嬉しく思います。
※少しでも異変があれば先生に診てもらいましょう。
次回はよく遭遇するお耳の病気についてお話します😊
お楽しみに🎶
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