こんにちは😊
今日はトリマーがよく遭遇するお耳の病気外耳炎についてお話したいと思います。
外耳炎はどんな病気?
お耳の病気の代表と言っても過言ではなく、どなたも一度は愛犬の外耳炎に悩まされたことがあるのではないでしょうか。
外耳炎は外耳(耳の入り口あたりから鼓膜まで)の炎症を言います。
外耳炎の原因
- アレルギー
- 異物の混入
- 寄生虫
- 腫瘍
多頭飼育をされているご家庭で、何頭も同じ症状がある場合は耳ダニなどの寄生虫の可能性もあるため、受診時にその旨を先生にお伝えすると診察もスムーズにいくかもしれません。
アレルギーが原因の場合は薬の投与で一定期間よくなることもありますが、アレルゲンを摂取している限り繰り返すことが多いです。
我が家のダックスフンドのさくらは、アレルギーがあり、皮膚に湿疹が出た場合、決まって外耳炎を発症していました。
さくらの場合はフードでコントロールすることにより、ここ数年皮膚、お耳どうちらも好調を維持することができています。
こんな行動やサインがあったら注意!
- 耳をよく掻く
- 耳を床にこすりつける
- 頭を振る回数が増えた
- 頭を傾ける
- 臭いがいつもよりきつい
- 見るからに腫れや赤みがある
- 耳垢がいつもより多い、状態がいつもと違う
外耳炎により引き起こされるその他疾病
前庭疾患
外耳炎の炎症が中耳、内耳へと広がり、平衡感覚を司る神経に病変を来たします。
前庭疾患を患ったわんちゃんは平衡感覚を失い、よろよろと歩いてては転倒する、眼振などが見られます。
老犬になると多いようですが、脳腫瘍との識別が難しく、全身麻酔での検査を必要とされる場合があります。
耳道の閉塞
耳道が腫れて、やがて閉塞してしまった場合は、手術が必要になるケースもあります。
外耳炎の子のケア
ご自宅編
獣医師の指示に従い、ケア方法をよく教えてもらった上で、行いましょう。
ご自身の判断でお掃除やケアをされるのは、リスクを伴うので、おすすめしません。
サロンとしての対応
外耳炎を発症し、治療中のワンちゃんの顔周りのシャンプーはお断りしています。
理由は薬が流れ出てしまい、逆に治癒するまでに時間を要するからです。
また、外耳炎による独特な臭いは、サロンやおうちでいくらシャンプーしても改善することはなく、外耳炎の完治のみが解決方法となります。
外耳炎はワンちゃんも痒いし、痛いし、一日でも早く快適に過ごせるようにサポートしてあげられるといいですよね💖
今回はよく遭遇するお耳の病気「外耳炎」について、掘り下げてお話しました😊
ここまでお付き合いいただきありがとうございます😊
先日実家の母がトイプーちゃんのお耳が臭い!と言っていたので、見てみると、、、外耳炎なっとるやないかーい!と早期の受診をお勧めしたところでした。
次回はおうちで爪切りについてお話します🎶お楽しみに😉❤️
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